価値観が多様化しすぎましたから(子供自体もそうですが)、親が何を目的として子供を育てようか、どういう人間になってほしいのか皆目、見当もつかないというのが正直なところでしょう。逆説的に、これからは規制が必要と述べましたが、つまり目的を与える、指針を示すということです。学校教育の現場、われわれ塾としての立場、いろいろな面からきちんとした目的意識を持った子供を育てる。親も一緒になってそれを考える。そういう局面に差しかかっているのではないかと考えます。小学校四年生ぐらいまでは、親の影響というのが相当あります。その時点までは、子供の意思というのはそれほど明確に出てきません。逆にいえば、親の個性知性といったものが、かなりの比重で子供に影響を与えている時代です。子供の生活意識の中に、親の個性が投影されています。
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