入居率99%以上を実現するためには、これまでお話ししてきた入居者募集のシステムだけでは十分とはいえません。努力して入居希望者を集めてきても、おおもとの賃貸管理会社が休んでいたらたった1日の遅れでも大きな機会損失になります。このため専門会社では「年中無休の受付体制」を整えています。賃貸管理会社は基本的に休んではいけないのです。部屋を探している人は一年中いるからです。ただし、工月―日から1月3日までの間は休みにしています。さすがに正月に部屋を借りに来る人はいないと思うからです。また、賃借人の退去後の内装工事の遅れは、そのぶんだけ空室を長引かせることになります。入居申し込みが入るのは、リフォームが完了し、部屋の中を見てもらってからが普通です。しかし、ワンルームマンションは、入居者募集を開始してすぐに申し込みが入ることがときどきあります。賃貸借契約の解約通知は1ヵ月前と決まっているので、まだ入居者が住んでいる状態で次の申し込みが入るということです。もちろん部屋の中を見ないでということになりますが、その理由はよい場所、よい建物、よい管理、そして手頃な家賃の物件情報は意外と少ないからです。「早く決めないといい物件が無くなってしまう」という焦りからだと思いますが、ワンルームマンションなら図面だけでだいたいイメージできるからでしょう。
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