資産形成の上での最大の落とし穴

2010-12-10

資産形成の上での最大の落とし穴であるが、多くの人が財産を失う原因が相続税である。亡くなった人を被相続人と呼び、相続財産を受ける人を相続人と呼ぶのであるが、被相続人が亡くなってから10か月で相続税全額を耳をそろえて支払わなければならないため、相続税は銀行ローンなどの借金より厳しい負債と考えておくべきである。しかし、その備えをしていない人が、あまりにも多いのである。私の会社のひとつである某不動産会社では、相続対策を業務で行っているわけだが、この相続対策は一過性のもので解決できるものではなく、毎年毎年、メンテナンスを繰り返しながら、資産を維持できるように継続的にコンサルティングを行っている。日本の場合、資産家の多くは、不動産か創業社長などでの自社株などが資産の中心となっており、現金で保有している率はきわめて低い。したがって相続が発生すると不動産を処分するか、株式を処分するか、ということになるのだが、必ず相続人の間でもめることになる。