本社所在地や発祥の地の土地柄が、社内の雰囲気に影響している場合もあるが、これが気になる人と、そうでない人はさまざまだから、一概に良し悪しは言えない。また、何らかの親会社の子会社、あるいは、実質的に子会社というような会社の場合、社内に停滞感が漂うことが多い。特に、社長が歴代親会社から来る会社の場合は、子会社の組織内にある種の無力感と依頼心が蔓延していることが多いし、人事を親会社にコントロールされていて、つまらないことが多い。
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社員にも、親会社の社員に対する劣等感が染みついているが、これが新入社員となるあなたに影響しないはずがない。「そんなことはない」と採用担当者は言い張るかもしれないが、最初に入る会社としてはお勧めしにくい。歴代社長の経歴にも注目したい。どんな部門から社長が出ているだろうか。銀行など、別の組織から社長が降ってくるような会社は、社員に覇気がないことがほとんどだ。会社の将来性は、敢えて挙げるとすれば五番目くらいだ、という考慮要素だ。一〇年も先の会社像など、誰にもわからないし、予測をあてにするにはあまりに不確実性が大きい。一生勤めた場合の金銭的な損得だけを考えるなら、現在儲かっていて、財務的に強い会社が取りあえずは、得な可能性が大きい。