コミュニケーション力が如実に現れるのは、どれだけ全体の仕事がムダなく機能的に行われているかという点です。これは、コミュニケーション不足で仕事の指示が曖昧だと、余計な時間や労力が費やされてしまうことを意味します。例えば、朝出社した後、トイレや施術ルームなどの掃除や準備を分担して行う際、AさんとBさんで細かな点でやり方が違っていると、誰かがやり直さないといけなくなって他の仕事に支障をきたしてしまいます。そこで、お互いに一方のやり方を非難したり、迷ったり、二度手間になったりしなくても済むように、事前に細かなルールづくりをして周知徹底しておく。やはり、ここでもチェックリストが必要です。そうすれば、ムダな時間や労力をさくことなく、接客や施術にも集中できるのです。「気づいた人がやりましょう」これは大雑把な危険なキーワードです。エステサロン内で日常考えられる作業(掃除・整理整頓・準備・在庫管理)は、予め細かな手順・段取りなどのルールを決め、担当者によって差が生じないようにしておく。こうしたシステムづくりがエステサロンスタッフとしての問題意識の共有にもつながるのです。これは、マニュアル文化のポジティブな活用法だともいえるでしょう。実際、ビビアン・スーの広告でお馴染みの評判の高い人気エステサロンは、必ず細かなマニュアルに基づいたルールやシステムづくりを行っています。