一歩一歩着実に学習をしていく

2011-08-08

基礎の定着もないままどんどん単元を進めた自分がいけなかったんだ」そう反省した私は、その後、正負の数まで再び戻り、文字式、方程式と、スモールステップで着実にその生徒の「実力」をつけるようにしていったのです。その結果、夏の終わりには計算問題に関しては入試レベルでも確実に解けるようになったのです。この苦い経験から、私は、彼にもう一度・一年生のレベルに戻って一歩一歩着実に学習をしていくことをすすめました。本人も、こうした説明をすると納得してくれたようでした。初めは□数が少なく、どこまで自分の話を聞いてくれているんだろうと疑問に感じたことがあります。しかし、毎回の授業では、一気に難度を上げず、一単元一単元確実に定着させながら前に進めていく。それを繰り返すことで彼の自信はどんどんついていきました。それは、時折見せるようになった彼の笑顔でよくわかりました。彼が引きこもりだったからという理由で、特別扱いは一切していません。宿題も本人との話し合いでたくさん出し、テスト前には、英語以外の教科もサポートしました。そこで気がついたのですが、彼は他の教科でもスモールステップを実践していたのです。彼に直接は何も言いませんでしたが、もうこれで大丈夫だと思った瞬間です。入塾から半年後、彼は学校で習う2年の二学期の単元に追いついていました。そして、試験でも、クラスの平均点をとれるようになっていたのです。「先生、ここまで来たら、なんとかS高校に行きたいよ」それから一年、彼が自分の意志で決めた志望校に向けて、最後の追い込みに入りました。某個別指導塾は、ただ形式的に講師と生徒が一対一や一対二で授業をしているのではありません。生徒の理解度を確かめながら、一気に難度を上げず少しずつレベルアップする、充分な演習を重ねて定着を図ったうえで次に進か、そんな「スモールステップ学習」を実践しているのです。
→ 個別指導塾四谷学院HP