洋服のネット通販の将来性を考える

2010-12-23

日本通信販売協会が2000年12月に実施した「インターネット通信販売利用調査」の結果も、ネットで洋服を購入する消費者が増えた現実を物語っている。同調査結果によれば、ネットで「衣料品・ファッション」を購入したのは全体の約3割。しかし、ユニクロの事例や日本通信販売協会の調査結果だけで、衣料品がネット向きとはいえないだろう。当初、期待したほどの売上が上がらず、ショッピングサイトの閉鎖に追い込まれたレナウンやオンワード樫山のようなケースも多い。ユニクロが扱っている商品は、カジュアルな低価格商品だ。試着の必要性はフォーマルな商品よりも低い。「価格が安いので気軽に購入できる」という利点もある。洋服のネット通販の将来性を考えるときには、こうした要素を割り引く必要があるだろう。